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日本一大きな湖、琵琶湖。僕は新潟と関西を結ぶ電車の中から、「いつか琵琶湖を一周してみたいな」と、いつも思っていた。そしてついに実現する日がやってきた。車で琵琶湖をぐるっと一周、宿泊は民宿に泊まることに。民宿のおかみさんは丁寧に街の情報を教えてくれるから、とてもいい。

明くる日の朝、おかみさんが教えてくれた、川島酒造(滋賀県高島市)を訪ねてみた。タイミングよく、ご主人の川島達郎さんがいらして、笑顔で出迎えてくれた。とてもオープンな方で「酒蔵見学してみますか?」と手招いてくれた。

早速、川島さんに連れられ酒蔵の中のはしごを登り、仕込み真っ最中のタンクの上からその様子を眺めさせてもらった。プツプツ下から泡が沸き上がってくるのが見える。酵母が元気に生きている証しだ。

蔵人たちは五感を使って、もろみと向き合ってコミュニケーションを取っている。「目で見る、目で利く、鼻は香りを嗅ぎますね。それから耳を研ぎ澄ますと発酵の音が聞こえてくる。それで酵母菌の強い弱い、元気の有る無しを判別しますね。」川島さんの話を聞き、僕自身の目、鼻、耳に意識を集中させた。

蔵人は舌でもろみを転がしながら峻別していく。さらに、実際に手ですくってみて肌触りを確かめる。「もろみと言えど酵母菌、生き物ですからね。赤ちゃんを手塩にかけて慈しみながら育む、といった子育てと同じです。あくまで自然に寄り添って酒造りをしているんです。」その言葉一つ一つを聞きながら、蔵人の方々の日々の作業に思いをはせた。

酵母は英語で「ファーメンテーション」と、川島さんから教わった。「人々をわくわくさせる、ときめかせる、という意味があるんです。そうした作用が働くから、酒を飲んだ人の心が和んで、笑顔が出やすい社会になっていける。笑顔が人類を救う。私はそう思います。」

川島さんと出会えた喜びを感じながら、家に帰ってからいただく日本酒。それは格別な味わいだった。

(2015年1月20日 掲載)

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