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「インディー斎藤です」。そう自己紹介されて、ビックリしたのはもう6年ほど前のことだろうか。学芸員をしていて、ラジオのレギュラー番組も持っていて、おまけに元新聞記者であり、元中学美術教員。その情報量に頭がパンクしてしまいそうだった。

それから月日を経て、インディー斎藤さん(本名は斉藤優介さん。以下、インディーさん。37歳)に再会した。相変わらずのハイテンション。だけどそれが心地いいのはどうしてだろう。インディーさんは燕市産業史料館で学芸員として勤務されている。ここは日頃からさまざまな世代の人が訪れ、課外授業として来館する中学生も多い。

私もあらためて地元・燕三条の歴史を学びたいと思い、史料館を訪れた。この日は筑波大学の生徒も燕三条の調査で訪れていて、館内は平日にも関わらず大変にぎわっていた。

「どうしてインディー斎藤と呼ばれているかというと、インディージョーンズが好きだから。私、冒険野郎なんです」

ビックリしている大学生たち。そんな姿もお構いなしのインディーさん。

「ここの史料館は燕市民の思いが凝縮された場所。だから見た人が自発的に感じてほしい。ブルースリー先生が映画で言っています。Don’t think,feelって!」と、ユニークな語り口で、聴いている人をどんどん笑顔にしていく。

「学芸員というのは、ものと向き合うものだと思ってきた。だけど、違った。ものと向き合えば向き合うほど、やっぱり人に出会うことにつながる。ものが好きということは、人が好きなんだと気付きました」

斎藤さんは地元・燕三条への愛着が強く、「日本で一番作り手に近い学芸員」と自称する。ご自宅のテーブルには鎚起(ついき)銅器をはじめ、スプーンなどの銀食器も燕の製品が並ぶそうだ。

「史料館の中で息絶えるならば本望」と笑った。キザで、ピュアで、チャーミングなインディー斎藤さん。新潟にはこんな面白い学芸員がいるんだと日本中に自慢したい気持ちでいっぱいだ。

(新潟日報2015年10月6日 掲載)

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