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みなさん、愛してやまない食べ物はあるだろうか。私は地元・三条市で大好きな「焼きそば」がある。私も、私の父も、この焼きそばと一緒に育ってきたと言っても過言ではない。

そんな私たち家族をとりこにさせてくれるのは、お食事処(どころ)「末廣(すえひろ)」さんだ。地元に帰省すると必ず食べたくなる、そんな味わいがここにはある。

焼きそばには珍しいちぢれ麺。口に入れた瞬間に独特の柔らかくて歯切れのよい食感。他にはない唯一無二の自家製麺を手に入れた末廣の大将・本宮修さん(64)にあらためて話を聞いてみた。

「麺は生きもの! 間違いなし! かわいいのよ」。まるで自分の孫のことを語るように、いとおしそうに麺について語る。

「毎日、研究!例えば朝、雨が降っていたら水分量をどう調整するか考える。朝打った時点での麺はストレート麺。3時ごろになると一度もみます。そうして冷蔵庫で寝かしてあげると、独特なコシとちぢれ方になるんて」

絶対に自分で麺を作るというこだわり。その心意気に、ぐっと来た。正直な話、私は20年以上も末廣さんの焼きそばを食べてきたが、それほどまでの思いで麺に力を入れているとは知らなかった。しかし私がなぜここの焼きそばのとりこになってしまったのか、ようやく謎が解けた。

奥さんも横から会話に入ってくれた。「先日、長岡市からお客さんが来ましてね、『やっと自分たちの好きな麺に出会えた』って言ってくれたんです。それがとってもうれしくてね」

お店を切り盛りするお二人は高校の同級生。高校生の時からお付き合いを始め、結婚し、奥さんのお店を引き継いだ。今の二人の夢は、新婚旅行のコースをもう一度巡ること。こうして質問すると、いろいろとエピソードを語ってくれる。

三条弁でたくさん語りかけてくれる、人情味たっぷりのお店。気さくなお二人に出会えば、お店を出る時には心もほくほくあったかい。これから寒くなる季節、末廣の焼きそばとあたたかい会話でぜひあたたまってほしい。

(新潟日報2015年11月17日 掲載)

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