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「映画音楽を作りたいんだよね」。10年以上前からそう語ってくれる人がいる。小千谷市在住の作曲家兼ピアニスト、中沢友希(ゆうき)さん(29)だ。

彼の指先から紡がれる音楽は繊細で、ユーモアもあり、あらゆる層のファンが存在している。「癒やされに来ました」とライブ会場に訪れるファンも数多い。涙を流す人も続出する。彼の特技はなんと言っても、即興だ。人の思いを聴いて、その場で音色に変えていける才能も持っている。

そんな彼との出会いは、小学4年生の時。学校を転校した先のクラスに、友希はいた。ずいぶん後になって知ったのだが、誕生日も同じ。「運命共同体だな!」と笑い合った。高校から私は映像と写真に熱中し、友希は作曲活動にのめり込んでいった。

「まさか、こんなことをしているとは思わなかった」と、友希は過去を振り返る。新潟県内の大学を卒業後、友希はシステムエンジニアとして5年半働き、意を決して作曲家兼ピアニストとして独立した。

「サラリーマンとして働く時は、リスクを冒さないことを考えていたけど、人との出会いで考え方も変わったんよね。今はピアノ演奏と作曲で、どこまでできるかやってみたい!」。その声は弾んでいた。

友希にこれからどんな音楽を届けたいかを聞くと、「聴いてくれる人の心がパッと明るくなってもらえたら。明日もがんばろう!って日常の後押しをしていけたら」と、熱を帯びた言葉で語った。

私はあらためて話を聞きながら、以前友希が教えてくれたことを思い出していた。「自分は口下手だからこそ、音楽で語りかけたいんだ」ということ。何も言葉だけが相手に伝える手段ではないのだとハッとした。私も写真を専門にしているのは、言葉では伝わらない何かを届けたいのかもしれない。

いつか映画音楽に中沢友希と出た時には、この記事を思い出してくれたら光栄である。映画のエンドロールで友希の名前が流れる日もそう遠くないかもしれない。

(新潟日報2016年1月19日 掲載)

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