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昨年の5月に取材で福岡県を旅していた時のこと。私は福津市津屋崎で開催していた「新しいまちづくりの学校」というイベントに参加した。そこには行政職員さんを筆頭に、まちづくりに関わる人が集まっていたのだが、ひときわ強い思いを語っている人がいた。それが
本田正明さん(39歳)だった。まちづくりのコンサルタントをなりわいとしている。

「自分の子どもにとっての故郷をつくってあげたいんです。自分が転校してばかりだったので、正直、故郷って呼べる場所がなくて。故郷と呼べる場所があるって豊かなことだと思うんですよね」

パパとしてのカッコイイ発言だな、と感じた。イベント終了後の懇親会で本田さんと意気投合した私は、息子さんに会いに行くことになった。

本田さんが暮らすのは福岡県糸島市。海が近く自然が豊かな場所だ。迎えにきてくれた本田さんの車には、息子であるタケル(尊)君(5歳)が同乗していた。「こんにちは」とあいさつすると、「こんにちは!」と目をキラキラさせて、元気いっぱいに返してくれた。

糸島は林業が盛んだということで、きこりや木工職人さんに会わせてもらった。間引きされた木々が集められ保管されている貯木所に行くと、木のダイナミックさにタケル君は大興奮。「なんじゃこりゃ~!」と驚きながら笑っている。私はその場でパシャリとシャッターを押した。タケル君のいい顔がバッチリ写った。

「タケルにとって糸島が地元になってくれたらいいなと思います。今、タケルも一緒に畑で野菜を育てているんですよ!一緒に収穫もして、楽しいもんです」。本田さんはうれしそうに語った。

タケル君はこれからもこの土地でぐんぐんと成長していくことだろう。お父さんの優しいパワーを受け取って、元気いっぱいに糸島を駆け回ってほしい。

故郷とは何か。本田さん親子との出会いで、あらためて考えてみる機会をもらった。読者のみなさんにとって、故郷とはどんな場所だろうか?

(新潟日報2016年2月16日 掲載)

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