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「大阪市内に新潟県産の食材にこだわった『新潟の地酒と銀シャリ 信』という、いいお店があるんですよ」と知人に紹介してもらった。それを聞いたのが午前10時。興味をそそられ、その足でランチ営業に伺った。こういうことは、タイミングが命!

御堂筋線本町駅近くにあるお店の扉を開けると、「いらっしゃい」と気の良さそうな大将が声を掛けてくれた。大将の名前は、上原信志(しんじ)さん(42)だ。

「私、新潟出身なんです」と、こちらが話すと、うれしそうに手招きしてくれた。大阪の中心地で新潟の人に会うと、なんとも気持ちが落ち着く。カウンターで大将の話を聞くうち、引き込まれていった。

「28歳まで十日町市の割烹で修業していまして。当時、アジア料理が流行(はや)っていたんです。東南アジアの食文化を見てみたい。そう思って仕事を辞めて、バックパッカーになって旅に出ました」

「バックパッカー」というのは、バックパック(リュック)を背負って、放浪をする人のことを指す。今の大将からはまったく想像できない。

「東南アジアの食材はどれも衝撃的でした。タイではカエル、タガメ、ナマズなんかも売っていて、料理して食べてみました」

そう笑顔で語る大将にたくましさを感じる。そして半年間東南アジアを旅し、日本に帰国したそうだ。

「新潟に戻ってきたのは新米の収穫時期でした。当たり前に食べていた米を食べた瞬間、『おっ、こんなおいしいのかよ!』と突っ込みました」

日本料理のすごさをあらためて体感した大将は、大阪にいた、かつてお世話になった人の「大阪出てきーや」の一言でその気になった。大阪の日本料理屋で3年間修業した後、飲食店で9年間店長をし、大阪で出会った奥さんと一緒に2015年11月にお店をオープンさせた。

お店には妻有ポーク、車麩(くるまふ)、お米、各種野菜などの新潟産の食材で作られた料理やお酒がずらりと並ぶ。

「新潟の人が当たり前に思っている新潟の食材のおいしさを、自分のアレンジを加えながら、県外の人に広めたい」。そう語る大将の思いは熱い。

大将のように、関西でキラッと輝く新潟人を今春から本格的に追っていきたい。お楽しみに。

(新潟日報2016年4月5日 掲載)

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