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前回登場の木嶋巧さんから、新潟出身の人がゲストハウスを運営していると聞いて、京都を訪ねた。まさに笑顔のリレーだ。

京町家を利用したゲストハウス「糸屋」は、西陣織で有名な上京区にあった。「糸屋」も、かつて糸商を営んでいた建物。オーナーは小林正俊さん(44)だ。

「初めまして。みんなからは、こばやんって呼ばれています」

こばやんさんは新発田市の出身。高校を卒業してから東京に出て、10年間はいくつかの設計事務所やデザイン会社を転々としながら働いたそうだ。

「建築家になりたかったんです。スター建築家を夢見ていまして。20代の時は建築の勉強のために西ヨーロッパを半年、東南アジアを2カ月、旅して回りました」

30歳になり、京都へ移り住む。京都の建築物に興味があったのだ。しかし本人いわく、それから「闇の時代」に入るのだという。

「あまり人には言えないのですが、人生に迷走していました。38歳くらいの時かな。これはもう旅に出るしかないと思い立って、1年くらいかけて陸路でユーラシア大陸とアフリカを縦断しました」

こばやんさんの話は続く。「それでも人生に答えが出なくて。次に、お遍路で四国を歩きました。40日間くらいですね。徒歩での旅は究極ですよ。自己との対話になるんです」

そこでたどりついた一つの答え、それが、京都に町家ゲストハウスを立ち上げることだった。旅が好き、そして建築が好きなこばやんさんの決断だ。

決めたら早かった。物件を探し始め、1カ月後には入居。その2カ月後にはゲストハウスをオープンさせた。

「ゲストは8割近くが海外の人ですね。実は妻も台湾人。もともとはここでスタッフをしてくれていて、一緒になりました」

オープンから、もうすぐ丸5年、旅の出会いを紡ぐ宿となっている。京都に行くことがあれば、ぜひ2人の笑顔に会いに行ってみてはいかがだろうか。

(新潟日報2016年5月17日 掲載)

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