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全国各地を巡っている中、長野県の軽井沢のペンションで働かせてもらったことがある。「森のいえ 晴れたらいいね」という名のペンションだ。そこにオーナーの奥さま、清水正子さん(51)がいた。正子さんは佐渡島の出身。どんな経緯でここに移り住んだのだろう?

正子さんは、18歳まで佐渡市で暮らし、愛知県の短大に通った後、東京で就職。スイミングスクールのコーチとして勤めていた。そんなころ、ご主人である敏彦さんと出会い、結婚する。10年間仕事を続け、出産を機に退職。そして子どもが1歳になった時、清水家の物語が大きく動き出すことになる。

当時暮らしていたマンションの部屋に、一冊の雑誌が置かれていた。それはいつも見る類いのものではなく、正子さんは敏彦さんに「この田舎暮らしの本、どうしたの?」と聞いてみた。すると、敏彦さんは打ち明けるように話し始めた。

「実は田舎暮らしがしたいんだ。ペンションを営んでみたい」

その一言から、清水家の乗る船は大きくかじを切りはじめた。

「ほんとにやるの?! 1歳の子を連れて、やれるだろうか不安だった。」と、当時の気持ちを振り返る正子さん。

でも、「あーだこーだ言っていても、何もならない。自分が変わらなきゃ。どうにでもなるか。やるか!」正子さんはそう自分を奮い立たせ、自らの人生を突き動かしていったのだ。その言葉に、女性の、正子さんのたくましさを感じずにはいられなかった。

ペンション「森のいえ 晴れたらいいね」は間もなく20年を迎える。写真は私がお手伝いさせていただいた2009年末に撮影した清水家。左が正子さんだ。開業後に、娘さんも生まれた。当初1歳だった息子さんは中学生で、今では20歳の大学3年生になっている。

標高1000メートル、およそ3000坪の広大な土地で、ペンションには澄んだ空気と気持ちのいい時間が流れている。スカイデッキやキッズドームなど、楽しい遊びも満載だ。

名前の通り、晴れやかな気持ちになれる場所。思い出しながら、私も今、笑顔になっている。

(新潟日報2016年6月7日 掲載)

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